2月23日の日記

ずっと前に見たＴＶで、吉行和子さんが短い結婚生活の間で、帰宅すると家に明りが灯っているのがすごくいやだった、家の中で人の気配がするのがいやだったと言っていた。
私は見ていないですが、最近『笑っていいとも』に出演した坂上忍も全く同じことを言っていたそうだ。
結婚相手に飽きたからそう思うようになったのではなく、結婚してみていきなりそう思ったそうだ。
わたしは
「それってわかるーーーーーー！！！！」
と激しく同意してしまう派なので、やはり結婚には不向きな性格なんだろうなあと思う。
家の中にほかに他人がいるというのがすごくいやだ。
どんなに好きな人でも他人は他人なのだ。
だいたい、大人は自分の心配は自分でする、自分のめんどうは自分で看るのが当たり前のスタイルだと思うので、よく言う「だんなの健康管理」とかなんてもってのほかだ。
自分の健康管理くらい自分ですればいい。
健康管理も自分でできないような人には興味がわかない。
・・・とか言ってても結婚しているわけで。
つまり、人は自分の好きなことだけやって生きていけばいいというわけではないってことです。
いやでも結婚生活は継続しなきゃいけないし（いったん自分で決めて結婚した以上自己責任）いやでも働かなきゃいけないし（老後まで自分で食べていかなければならない）。
そうやって淡々と日々を重ねてゆける人が一番偉い人なんだ。
そんなことをしみじみ思った。