余暇

金曜の夜の１２チャンネルのＴＶ番組で『余暇の過ごし方・大人の趣味』に関することをやっていました。
仕事一筋にならざるを得ないような会社の会社員だと、会社を卒業したあとは拠り所がなくなっちゃいます。
うちの会社にも、定年退職して何年も経つくせに「元〇〇部長の山本ですが。」とか「元監査役の〇〇だけど。」と昔の肩書を振りかざして電話をしてくる人が何人もいます。
そんで当然のようにいろいろ頼みごととか指図とかしてくるの。
未練がましいっ！
かっこ悪いっ！
趣味がない、友達がいない、嫁も相手にしてくれない、というのを自ら露呈しているようなものだ、ということがまったくわかっていない。
だいたいなぜか人は偉くなると自分のことが全く見えなくなりがちな傾向がありますけど。
こういう大人には死んでもなりたくない。
会社の大先輩たちには、引き際を心得、後輩達が「ああいう大人でありたい。」と憧れるような存在であって欲しい。
世代的に、またうちの会社の体質として、会社に全てを捧げることを要求されてきた人たちなので、気の毒な人たちとも言える。
仕事以外のことに目を向ける余裕なんてなかったんだろうと思う。
この人たちだって一種の被害者だ。
でも退職した現在、そんなこと言ってたってしょうがない。
頭を切り替えて、全く新しい人生を始めなきゃね。