電車女

2009年4月27日 お仕事
通勤電車で目の前に座っていた若い女の子がイチからものすごく念入りな化粧を始めたので、おもしろくてずーっと凝視して観察していた。
わたしがガン見していることなんて全く気がついていないようで、熱心にメイクを続ける彼女。

①電車の中で化粧をすることの是非。
嫌いな人が多いだろうと思いますが、わたし自身は、見てておもしろいので「否定派ではないが自分はやらない」派です。
自分がやらない理由は、みっともないからではなく、揺れる電車の中でうまくマスカラつけたりアイライン引いたりするなんて、とても自信ないから。
揺れを気にしながらメイクするなんてめんどくさいからです。
そもそもわたしの乗車駅からだとまず座れないので、その点でアウト。
でも、ほんとは、粉とか周りに散るし、迷惑だよね。
本人は散らしてないつもりでも、やっぱり散ってます。
あたしは構わないが、両隣りに座っている人は迷惑かも。
そういう理由でやらない方がいいと思うけどね。

②電車の中でのメイクだからって、当座しのぎではない。
わたしの「通勤電車でするメイクのイメージ」というのは、寝坊して遅刻しそうなので、とりあえず電車に飛び乗って、最低限ファンデとチークと眉毛くらいしておいて、会社のトイレでゆっくりやり直し・・・というイメージなのですが、どうも若い女の子たちはそうではないらしく。
がっちり、ひとつひとつ超念入りに、一切妥協を許さないパーフェクトメイクを電車の中でも完遂します。
アイラインのほかに何色も使ってグラデーションのアイカラーを入れる。
マスカラなんて、下地も塗って、際用とかふさふさのやつとか、複数のブラシを使い分けて、上下100回づつくらい塗り重ねます。
初めから電車の中での完成が前提。
だから、就業時間が始まってからトイレに直行なんてさぼり行為はしません(多分)。
意外とまじめの裏返しなのか??

③そして朝食も電車の中。
あたしの目の前でパーフェクトメイクを完了させた彼女は、おもむろにバッグの中からラップに包んだ手作り?と思わしき蒸しパンを取り出し、ゆったりとかじり始めた。
人目を気にすることもなく急ぐこともなく。
自室でくつろぐ姿を盗み見ているような感覚に陥りました。
もう電車の中が彼女の部屋なんですね。
もしからしたら電車に住んでる人かもしれない。
電車女。
つか、日ごろ蒸しパン手作りするような余裕あるのに、メイクと食べるのは電車の中というのがおもしろい。

また会いたいです。



コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索