遥かなる聖地

三連休に高山に旅行に行ったんです。
飛騨高山です。
わたくし土曜、急遽どうしても出勤しなくてはならなくなり、家族は先に車で出発し、１人で電車に乗って、夜旅館に合流しました。

高山は遠い。
遠すぎる。
飛行機では行けない。
横浜から行くには、新横浜からのぞみに乗って名古屋へ。
これは１時間半で着いてしまう。
あっという間。
しかしです。
このあと「ワイドビューひだ」という急行？特急？に乗り換えて延々２時間半です。
途中２駅しか止まらないのに、２時間半。
しかも、岐阜駅から突然のスイッチバック。
箱根登山鉄道か！？
と突っ込みいれたくなりました。
しかし、そびえたつ山々、流れる川。
木曽川？沿い（間違ってるかも）に走ってゆくのですが、ずっとずっと眺めていても飽きない素晴らしい心洗われる景観でしたよ。
名古屋－岐阜間はあっという間で、こんなに近ければ岐阜市は固有の文化が育ちにくいだろうなあとか思った。
（実際はそうじゃないかもしれませんが）
しかし高山は。
あまりにも遠すぎる。
青森より遠いよ。
青森は一応飛行機で行けるし。
まずはこの遠さにびっくり。
簡単には行けない。
けど行ったら、すんごいおいしかった高山ラーメン、飛騨の地酒。
魅力満載。
聖地はあまりにも遠すぎて日本のネパールという感じでした。
街を歩いていると酒造場がいくつもいくつも並んでいて、酒屋さんではバンバン試飲させてくれるし。
全ての酒蔵を試飲し尽すまで泊まっていたいくらいだったよ。
地ビールもおいしかった。
わたくし地ビール＝まずいという観念の持ち主なのですが、飛騨で飲んだのはおいしかった。
お水がいいんでしょうか。
地酒で培った酵母技術のせいでしょうか。
食事は３食高山ラーメンでいいです。
飛騨牛は脂のりのりで、普段赤身しか食べていない庶民にはもたれちゃってきつかったです。

行きは太平洋沿いに電車で行って、帰りは中央道で車で帰ってきたのですが、どっちも死ぬほど遠かった。
みんな生きてるうちに是非一度聖地を踏んで下さい。
ほんとにほんとに見るもの食べるもの楽しかったです。
あとね、名古屋のホームで食べたきしめんがすっごくおいしかったです！！