傍若無人

支社に、ものすごーーーく評判の悪い、A子姐さんという人がいるのですが。
嫌われる理由はわかるようなわからないような理由ばかりで、彼女と仕事でもプライベートでもほとんど関わりのないわたしは全く関心もなかった。
なんだか、ものすごくケチ（というか始末屋っていうか）な人だそうで、数年前、真冬の寒い日に、A子姐さんのおうちの新築祝いに、みんな招待されて行ったときに、床暖房をものすごく自慢されたのに、床暖房を（というか暖房類を全く）入れてくれなかったそうだ（爆）。
みんなが「寒い」って言ったら、フリースのひざかけを貸してくれたそうだ。
その話はちょっと笑った。
彼女は2年前まで神奈川支社にいたのだが、1年だけ別会社に異動して、今年また神奈川支社に戻ってきた。

A子姐さんが2年前支社にいたころ、ある日A子姐さんも含め会議室で数人で一緒にお昼を食べていた。
わたしはなぜか熱心に会議室のTVを見ていたらしい。
例によってA子姐さんがキンキン声で（支社では『超音波』と表現されている）自分の話を延々しゃべりまくっていた。

そしたら私が突然

「Aさんうるさいっ！」

と怒鳴ったらしい（爆）
今日そのエピソードをF子姐さんに言われるまで、本人（私）全く忘れておりました。
それほど眼中にないなんて(^-^;

その話をF子姐さんから聞いた若者クンが
「会社でそんなに熱心にTV見るってありですか？」
「え、家？」
とかゲラゲラ笑っていた。
「普通人のこと怒鳴ったりしないですよねえ、いい年をした大人が。しかも会社で。」
「ハハハ(^-^;　すっかり忘れてたよ。」
「そんなすごい出来事普通忘れます？」
「みんなみなとちゃんブラボーって言ってたよ（笑）」
「いやあ、アレ言えるのはみなとちゃんだけだから。」
「い、いつもはそんなこと言いませんから・・・。」
「なんのテレビやってたんでしょうね（笑）」

傍若無人キャラは、あたしもA子姐さんも共通項かも（ヤバ）