ちょっとひと息

仕事の方はようやくちょっと一息という感じの今週。
しかし暇なときこそ、前倒しでやれることをどんどん片付けておけば、忙しくなってきた時に我が身を助けるよね。
と思ってこつこつ働く小人さん。

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昨日。同期の男の子がうちの支社に出張で来ていた。
わたしが今神奈川支社にいることは知らなかったみたいで、びっくりしていた。
わたしもこんなところで会うとは、とびっくりした。
若い頃の私はあまりにも偏屈で、社内ではごくごく限られた人としか口をきかないヤツだったんだけど(ヘン過ぎだった）、この男の子とは、同じ時期に同じ関連会社に出向したりしてたこともあって、稀に顔をあわせることがあれば普通に挨拶して近況報告しあう、という感じだった。
というかこの人があまりにも心広く気遣いが細やかで温かく人なつこい人柄だったお蔭というほうが正しい。
しかしその後彼は海外駐在して、わたしも育児休暇取ったりなんだりで、ずっと顔をあわせることがなかったんだよね。
10年以上ぶりにばったり会ったのに、また普通に懐かしげに会話は盛り上がった。
性格がいい、というのは本当にこういう人のことを言うんだなあ、と思わせる人。
彼はものすごく有名な往年のスポーツ選手の息子さんなんだけど、そういったことは匂わせもしない。
入社した頃誰かがちょっとそのへんのことを聞いてみたら、"父親のことは尊敬しているけれど、彼の息子だといつも言われるのはちょっといやだった"というような事を言っていた。
有名人の息子であることを利用しない、という変に生真面目なところも彼らしいなあと思う。
結果お父さんとはかすりもしない平凡な道を歩んでいるけれど、彼の人柄の素晴らしさとか、サラリーマンとしての優秀さはみんなよく知っている。