金曜日
2005年9月2日
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今日はまあ特別な忙しさだった。
営業さんたち電話しっぱなし。
全員の耳が机の上の電話とコードでつながっていて、なんか妙な風景だな、とか思ってしまった。
夕方になる頃にはばててしまって、T川兄さんからの電話を取って
「もーやだ。もーやんなってきたから、面倒なことな事は言っちゃダメ。」
と先手を打ったら
「みなとさーん。俺も今日サイアクっすよ。販売店の倉庫で在庫整理やらされるし。」
「ええええ。それは大変でしたね！！」
「おまけにすっげー古いうちの在庫とか出てきちゃって情けないやら何やら。」
「あちゃあ(^-^;」
チーママも忙しい上に昨日1時間しか寝てないとかで（昨日は支社の懇親会だったのだ。あたしは欠席したんだけど。）珍しく無表情がちで機嫌悪かった。
そもそも、昨日の午後業界関係のある「噂」を聞いたんだよね。
本社時代の同僚のNちゃんに電話して
「ねえ、知ってたらナイショで教えて。」
と噂の真偽について聞いてみた。
「そうなんですよ、これこれで・・・・。」
と正確な情報を入手。
で、自分が担当する部署の営業さん達に
「リーク前情報なので、頭に入れて心の準備や段取りだけしておいて。」
と流す。
そして対応に必要となるであろうデータを取って、概要を営業さんたちにメールで連絡。
社内リーク前であっても、営業さんたちは重要得意先や、信頼できる得意先には耳に入れて、いち早く対応を始められる。
もちろんリーク前情報なので不正確な要素もあり得ることは織り込み済みなのだけど、それを双方承知の上で迅速な動きが優先される場合もある。
その2時間後にメールで社内リークされた。
社内リークを、中の人間は知っても、外に出かけている営業さん達は、知りようがない。
わたしはもちろん営業さん達に即連絡を入れた。
「○時○分社内リークされました。社外リークは本日夕方です。」
しかし他の営業事務が社内リークの内容すら、営業に連絡しないのはなぜ？？
結局、事の重大性にみんなが気づいたのが、社外リークの時だった。
社外リークでみんな慌てて各営業に連絡を入れる。
「みなとさんとこは連絡は？」
「もう完了してます。」
ちょっと「ふふん。」と気持ちよかったね（笑）
それにしても社外リークと同時に営業に知らされても、対応と情報確認が同時になってしまってパニクってしまうのでは。
本社と比べて、出先は危機に関する感度が低いなあとしみじみ思ってしまった。
でもこういう感覚にいずれは自分も染まっていってしまうのかしら。
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