2月2日の日記

2005年2月2日
最近電話取りをしていて、なぜかババを引くこと連続でぐったり来る。
うちの配送の車の乗務員に「ぶっとばすぞこの野郎」と言われた、という怒鳴り込みの電話とか。
「あたしは大体若い女なんて大嫌いなのよ」と、ヒステリックなおばちゃんが延々30分間くらいまくしたてる電話とか。
寝たきりの老人を抱えて販売店やって、姉や妹はひどいオンナで全然助けてくれなくて、親戚中から自分は悪口を言われていておむつ代は高くて自分も体ぼろぼろだとか、そゆ事を。
気の毒だなあとまじめに思うものの、かけるところを選んで欲しい気もする。
相槌打ちながら画面操作したり別の仕事したりしてたんだけど、聞いてるうちにだんだんいたずら心が起きてきて
「あたしは大体若い女なんて大嫌いなのよ」
「わたくしは別に若くないんですけどね。もう今年37ですし。」
「大企業でのらくら働いてるお嬢様にはこちとらの気持ちなんかわかんないわよっ!大体若い女は合コン事しか頭にないんだからっ。」
なんで合コンが出てくるのかよくわからんけど
「わたくしはお嬢様ではないですよ。子持ちなので合コンももう10年以上参加してませんし。」
なんて口答えしてみた(爆)
そのうちおばちゃんは激してきて泣き出してしまった。
やれやれ・・・。
しまいに
「あらこんな時間だわ!あなたお昼行かなくていいの?」
「いえ別にかまいませんけど。」
「あたしにストレスぶつけられた分あなたも誰かにぶつけなさいよ。」
「探してみます。」

電話やっと切ってくれたあと目が点になってたら
周りが
「みのもんたにかけろってんだよなー。」

人間あまりにつらい思いばかりしていると、人間性が梅干みたいにしぼんでしまうのかもなぁ、なんてかわいそうに思った。
でもつらい経験をしたからって、無関係な人間まで恨んだりとか皮肉ったりとかあたったりとか、そういう人間ではありたくない。
確かにわたしはこのおばちゃんより(今は)幸せな境遇にあるとは思うけれど、人の幸せをうらやんだり憎んだりしたって一文の得にもならないじゃんねえ。
自分が、自分と他人を引き比べたりする性格に育たなかったことを、親と天に感謝する。

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