巻き髪そして地震雲

営業系の某システムの操作研修で久々に東京へ。
姐さん達と4人で。
会場についたら、営業事務や業務系の姐さん達（おじさんも一部いたけど）がずらーっと勢揃い。
ちょーベテラン揃いという感じですげー怖かった。
わたしも年齢だけは超ベテランの域なんだけど、何せ営業事務はやっと丸1年たったところなので、姐さん達の存在感とはレベルが違うのだ。
社内の人脈に精通しているF子姐さんがいちいち解説してくれた。
「ほら、あれが新宿支社のサカモトさんよ。」とかさ。
新宿とか港とかそういうところの営業事務は並の人じゃつとまらないんだろうなあ。
豹柄着ちゃったりして、アンニュイに半眼だったりして、攻撃的な感じ。
「客も叱りつけちゃいそうな勢いですねぇ。」
と言ったら
「叱る叱る。お昼休みに電話なんかしてくる客には文句言ったりするらしい。」
ひょえー。
「でもサカモトさん（髪の毛の）巻きがゆるくなったわね。さすがに年取ったのかしら。」
「ハハハ。」

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F田が帰社するなり
「みなとさん、俺今日地震雲見たんですよ。これ以上ないってくらいの地震雲中の地震雲ですよ！」
「地震雲って一見してそれとわかるもんなんですか？」
「わかりますよ！あきらかにわかります。近々絶対大地震が起こりますよ。ボクは今日水30?買って営業車に積み込みましたよ。」
「どこで大地震が起こるんですか？」
「俗に地震雲の発信地が震源地だと言われています。あの方向は箱根か富士山ですね。もう港北区の主婦の間では持ちきりですよっ。今日なんか防災グッズ買いまわりツアーだって言ってましたもん。」
「それってF田さんちの奥さんがあおってるってことなんじゃないの？」
「そーかもしれません。」
「・・・。」