あたしが"めくるめく性愛"をエンジョイした話ではありません、念のため。

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某居酒屋チェーンの社長から部長宛てに電話。
このチェーンはS木兄さんのお客さんなのだけど、社長はいつも直に部長あてに電話してくる。
部長は出かけていたので、部長の携帯にこちらから連絡を取る。
ちょうど帰社していたS木兄さんに一応(S木兄さんのお客さんのことなので)
「○○の社長が部長に電話下さいって。」
と報告する。
「うわ、その伝言聞いたら部長めちゃブルウだぜ。よかったー俺ご指名じゃなくて。いつもヘンなことしか言ってこねーんだよ、あの社長。」
「不幸の電話ですね。」
「まさにそれ。」

しばらくして部長が帰社するなり
「S木、ヤりイ力探せ。」
あたしが
「へ!?ヤりイ力!?」
S木兄さんは動じることもなく
「ハハハ、今度はヤりイ力すか。」
ヤりイ力って。
うちを何屋だと。薬(みたいなもの)のメーカーだよ。
S木兄さんが
「そういえばあそこ(居酒屋チェーン○○)明日から"ヤりイ力祭り"やるって言ってましたよ(笑)」
あたしが
「明日からヤりイ力祭りだっていうのに今ヤりイ力探してるっていうのもどうなんです??」
部長が
「なんか別のイカしかみつからなかったらしいんだ。やっぱりヤりイ力じゃないとメニューがしまらないとか言って。」

さすがS木兄さんはテキトーにネットで調べて社長に電話してあげてた。
どうせいつも気まぐれでヘンなこと言ってくるのであまり真剣に調べてあげる必要はないそうだ(笑)

それにしても。ヤりイ力って。今日一番のヒット。
ずっと笑いが止まらなかった。

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A兄さんが出かけ間際にわたしに
「みなとさんこれおもしろいから読んで。二日くらいで読めちゃう。」
と言いながら1冊の文庫本を渡してきた。
カバーがすっかりすりきれてしまっていて、A兄さんが相当読み込んだのか、それともいろんな人に貸し出されてきたのか。

よく裏表紙にあらすじみたいなの、書いてあるじゃないですか。
読んだことない著者の本だったし、どんなお話なのかしら、と裏を見た。

「人間は死ぬとき、愛されたことを思い出すヒトと愛したことを思い出すヒトにわかれる。私はきっと愛したことを思い出す」。
"好青年"と呼ばれる豊は結婚を控えるなか、謎の美女・沓子と出会う。そこから始まる激しくくるおしい性愛の日々。二人は別れを選択するが二十五年後の再会で・・・・・・。
愛に生きるすべての人に捧げる渾身の長編小説。


うーむ・・・。
A兄さんはなぜこれをわたしに(爆)
A兄さんが相当感動したのかしら。
それともあたしに何かメッセージ?
S木兄さんに見せたらゲラゲラ笑って
「あいつ愛に生きるヤツだからなあ。」

今『夢見通りの人々』読んでるし、『黒革の手帳』も読みたいしなぁ・・・。

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