10月最後の日

午前中仕事で某イベントの手伝い。
午後友人と待ち合わせて遅いお昼を食べに行く。
タイ料理屋。
友人はビール、わたしはシークワァーサー100％果汁サワー（おいしそうでしょ？おいしかった）を飲みながら話に熱中し過ぎて気がついたら『コラテラル』10分前になっていた。
またもビールを買って場内へ。
六本木やお台場の映画館は『コラテラル』満席で取れなかったそうなのに、川崎はがらがらだったよ。
あたしが川崎に映画を見に行くといつでもがらがらなのは、あたしがチョイスする映画がマイナーすぎるからかと思っていたが、どうもそうではないらしい。
一体川崎ウケする映画っていうのはどういう種類の映画なのだろう。

感想：夜景がひたすらきれいだった。以上
なんてね。
真夜中の都会を走りながら殺し屋とタクシードライバーの間で延々交わされる会話がおもしろさのポイントといえばポイント。

その後西麻布の焼き鳥屋へ。

・焼いているお兄ちゃんが、客と会話するときに決して焼き台から目を上げない（要するに客と目を合わせない）のは、焼きに専念するという段階までが自分の仕事だと満足してしまっていて、レベルが低いと友人が指摘。
・焼き鳥の串に刺さった肉は先の方が大ぶりで手元に近い方が小ぶりなのは（要するに末広がりに刺してある）、先の方が焼き台の火力が強いから
・脂の乗った肉を焼くと脂が垂れるのでその時に炎と煙が上がってしまう。
煙が上がると肉にすすや煙臭がついてしまってダメ。
しかし炭組みをうまくやると脂が垂れても煙が上がらずおいしく焼き上がる。

などなど、他にも仕入れた鶏一羽を、焼き鳥屋が利益を取るために無駄なく使う知恵とかいろいろ焼き鳥屋のノウハウや内側を聞かせてもらいながら食べたので、すっごく興味深かった。
この人自身は焼き鳥屋さんではないんだけどね。
飲食業は、単によい立地に店を出すとか、おいしいものを出すとか、そういう単純なことの他に、もっと細かいノウハウがたくさんあるんだなあ、とまじめに勉強になった。

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＞LRさん
お昼抜きだったときにLRさんの日記を読んでしまい、ますますおなかが減りました。