朝出社して、隣のS木兄さんの机に『恋の門』の2巻と3巻を置いておく。
1巻は金曜日に既に手渡し済み。
画風の濃さに腰がひけている兄さんに無理矢理貸した。
F田が早速話しかけてくる。
「みなとさん、『喧嘩ラーメン』見ました?」
「まだなんですー。週末の楽しみに取ってあります。しょうゆ系のカップ麺も買ってこないと。」
「海苔の用意も忘れないで下さいねっ!あと割り箸も。普通の箸じゃあだめなんです。
海苔と割り箸。必須アイテムですよっ。」

+++++++++

夕方帰社したS木兄さんが、あらたまった風で
「みなとさん。」
「はい、なんですか?」
鞄の中から、『恋の門』3冊を取り出しながら
「これさぁ、俺久々キたよぉ〜。」

「いやー最初はばかにしてたんだけどさあ。なかなか深いよ。久々きたね。
得意先との商談入ってたんだけど、15分待たせちゃった(爆)
いやー道混んでまして、とか言っちゃって。」
「あはは(^-^;」
「4巻は持ってないの?」
「まだあたしが読んでないから。明日朝貸しますね。」
「うん。明日はこの漫画読む時間をスケジュールに入れとかないと!
これって何巻まであるの?」
「6巻まで。多分6巻で完結。」

そんな話をしていたら、続いて帰ってきたO田さんが
「なになに?それおもしろいの?」
「深いっすよーこれ。」
「純愛漫画というか何というか。読みます?」
「貸して貸して。」
というわけで3巻までO田さんの手に。
しかしパラパラッと開いてみたO田さんが激しい画風に
「げ、これほんとに純愛漫画なの?」
腰が引けてるな。
O田さんにはまだ早かったか。
しかし好みの人は自分に染めたいよね(笑)

映画『恋の門』を見たときには、漫画チックなテンポが生きているものの、ビデオで見れば十分かな、と単純に思ったのですが。
原作を読むと、いかに器用に全6巻の原作が2時間に凝縮されているかというのがよくわかった。
話を縮めてかつわかりやすくするために登場人物AとBを足して一人の人物に置き換えたりして話を進めているのですが、わたし的には原作の雰囲気とか言いたいことを全然損なっていないと感じた。
原作が深く強調したいところがちゃんと生きていると思う。
さすが松尾スズキは舞台の人だなぁと思った。
でもやっぱり劇場公開というよりもVシネでよかったかも。

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2歳の男の子が救出されたというニュースを見て、
よくぞよくぞ生きていてくれた、と世の中の人みんなが心から喜んだに違いない。
その命は拾い物ではない。
奇跡的な好条件も重なったのかもしれないが、彼の生命力と精神力で生き抜いたのだ。
彼のこの先の人生に神様の祝福がありますように。

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『電車男』っておもしろそうだね。
買ってみようかな。

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