スナックでくすねる。

2、3日前の出来事。
部長が突然
「これすっごおいしいから食べてみな」
とチョコレートをくれた。
キラキラの青い包み紙に包まれている。

「どうしたんですか？これ。」
「昨日（接待で）行ったスナックで出た。」
爆笑。
「いやほんとうまいんだよこれ。思わず7個も食っちゃったよ。」
番頭が
「11時過ぎてるのに、いきなりチョコレート7個も食ってんだよ（笑）」

で、食べてみたらほんとにすごいおいしかった！
ココアパウダーの内側にマスカルポーネ味のクリーム、そしてアーモンド。
凝った作りではないのに、ミョーに心惹かれるおいしさ。
ナッツ嫌いのわたしとしては、アーモンドはいらん、て感じもしなくもないけど。

「あ、おいしい！これほんとおいしいですねえ。」
「だろ？じゃこれもあげるよ。」
と部長がもう1個くれた（笑）
喜んでいたら番頭が
「そんなに気に入ったならこれもあげる。」
と更に3つくれた（笑）
みんなスナックの皿からポケットに入れてきちゃうくらいおいしかったんだ（笑）
なんか想像して笑ってしまった。
わざわざネット通販で取り寄せるほどのものではないと思うんだけど、でもどこか近所に売ってないかしつこく探したくなる。

http://www.kyoto-wel.com/item/IS86060N00001.html
それにしても探すのに苦労したぜ。
手がかりは青い包み紙にかかれた「you-ka」という文字だけなんだもん。

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隣の部署にダメダメ君（モトちゃん）がいる。
資格取得も3年連続で落ちて、免取りになって取り直さなくちゃいけないのに、それもまだ。
いっつも部長に怒られてる。
モトちゃんからの電話を取ったりモトちゃんが帰って来るとひそかに
（モトちゃんがんばれ！）と"頑張れ光線"を送っているのだが、相変わらずだめだ。
ねえさんたちからは陰でけちょんけちょん。
「アノ子には向いてないと思うのよね、××の営業は。」
「何もかもが的外れなのよ。」

この間大きな立食パーティーに出席したときに、アイスの皿を持って歩いていたわたしに、人波を必死でかきわけてモトちゃんが近づいてきた。
「そのアイス、どこにあったんですか？」
これがモトちゃんとわたしが唯一交わしたことのある会話だ。
ほんとトホホって感じ（笑）