今日の日記

2003年12月3日
課長からまたまた担当替えの発表があって、わたしが3年目クンに引き継いだ"輸入原料01"の需給&デリバリーは、にいさんに担当が代わることになった。

もーーーーわたしが頭から噴火しそうになったりキャビネットを蹴りまくったりしながら教えた日々は何だったの?
最初からにいさんに引継ぎしていれば、引継ぎは超ラクラクだったのに。
担当6ヶ月で替えられた3年目クンは憮然としていた。
ちょっとしんとした気まずい雰囲気で、課長が
「みなとさんどう?(この業務分担に)何か意見ない?」
と振ってきたので
「3年目クンがいろいろな原料を担当して守備範囲を広げることにつながってよいのでは。
"輸入原料01"をかじってから"輸入原料03"(3年目クンが担当する原料。ちなみに今はあたしが担当している。またあたしがこいつに引継ぎするのか・号泣)を担当するとすんなり入ってゆけると思いますし。」
とフォローしておいた。
課長ちょっとほっとした様子。

3年目クンとしては需給シュミレーションや発注のファイルを、エクセルの技を駆使してツール化して、合理化と精度向上をねらったつもりだったんだけど、
結局はツール化しても、発注作業はなぜかわたしの何倍も時間かかっていたし、自分の作り上げた需給シュミレーションシステムを信じるあまり、工場から「足りない」「切れそう」と連絡がきても
「そんなはずはありません。ワタシのシュミレーションによると足りてるはずです。」
と始めてしまうので、工場担当者から非難ごうごう。
「工場勤務もしたことないペーペーになんであんな口の利き方をされなくちゃならないんだ。」
と何度電話で苦情を言われたことか。

「追加オーダーかけた方がいいんじゃないの?」
と言っても
「はぁ・・・でも足りるはずですから。」

で発注のバランス(仕様別とか、入港時期のバランス)が悪いから、特定の仕様の原料は切れそうなのに、その一方で在庫もふくらんでいく。

結局着地してみれば在庫量が倍増してるようじゃあ、シュミレーションシステムなんて何の役にも立ってないじゃん。

プライドの高い技術屋さんにありがちなタイプなんだよね。
会社員は職人ではないから、いつでも人員の取っ替えがきくように業務の標準化を図るべきであるとは思うけれど、結局は会社員の仕事も「経験と魂」が物を言う範疇が多いと思う。
システム化してそれを走らせれば全てがうまくゆく、間違いはない、と思ったらそうではない。
ていうか、そういう種類の仕事もあると思うけれど、うちの需給はいろんな要因でぶれるので、単純なシステムにはのらないと思う。

+++++++

>ヒトシさん
リンクしてくださってありがとうございます!
日記読みにいきました。
めちゃめちゃ硬派な内容でおののいてしまいました。
だってわたしのような日記とはレベルが全然違うんですもの。
漢字が多いし(爆)(←小学生レベル)
いったいなぜ目に留めて下さったのでしょうか??

コメント

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