爆撃のような雷

2003年9月3日
すごかったですねえ。
その頃わたしは溜池山王の駅から出るに出られず地下鉄の入り口の踊り場で雨宿りしてました。
雨が真横に降ってるんだもん。
おまけに爆撃のようなものすごい雷の音だし。
地下鉄の入り口で雨宿りって、防空壕に避難している人々のようだった。

先週火力演習の見物に行ったばかりのマニアは
「爆撃の衝撃はこんなもんじゃないぜ。」
Yahooニュースで見たら総武線の電車を落雷が直撃とか、国会議事堂にも落ちたんだって?
こっわーーー!!

今日はマニアに頼まれて、一緒にある小劇団のお芝居を見に赤坂へ。
例のごとく、彼がめんどうをみてあげてる若い女の子が出てるからとのこと。
ほんと人がいいんだからー。
飯おごるからー、という言葉でお供(笑)
お芝居自体は、正直言ってしょうもなかったです。
見に来てたのは、出演者の友人縁者のような20代前半の若い女の子が圧倒的に多かった。
若い子たちからはそれなりに笑いも起こっていたので、わたしが年齢オーバーだっただけかもね。

++++++++

今日あったこと。
工場から、コンテナの扉を開けたらものすごい異臭がするのでRejectするとの連絡が。
ドアの内側に何か汚れが付着してるらしい。
いったんコンテナを乙仲さんのバンプールへ戻し、乙仲さんに様子を見てきてもらう。
そして乙仲さんから電話。

「みなとさん、これハイドジュースですわ。」
「ハイドジュース?」
「ハイドって、なんて言うたらええんですかね。生皮ですね。」
「ナマガワ?」
「そう。生の牛皮を塩漬けにしたもんです。
国内に持ってきて加工するんですわ。
塩漬けになってるんで、輸送中にようけ汁が出るんですよね。
それをハイドジュースって言うんですよ。」
「うへー。くさそー。」
「臭いですよー。よくハイドジュースがもれてウジわいたりして問題になるんですわ。」

『ハイド』って言葉は初めて聞いたので、港湾業務用語集で調べてみた。

ハイド(hide)
生の獣皮のことで,わが国ではきわめて需要が多く,有望な輸入貨物であるが,獣皮独特の臭気やハイドジュースが多量に出るため,輸送には特殊なコンテナが使用されている。

船社に電話してみる。
経緯を説明し、ストウェイジポジション(積み付け位置)を確認してもらう。
やはりうちの荷物の真上にハイドが積んであったとのこと。
ここから液が漏れ出てうちのコンテナのガスケットのすきまから中に入っちゃったのね。
でもまさか塩漬けの生皮を裸のままドライコンテナに積むわけ??
なんかビニールバッグにような物に入れてバン詰(コンテナに荷物を積み込むこと)したりしないわけ?そんな液がいっぱい出てきちゃうようなものをさ。
と思って船社の営業さんに聞いてみたら、実際見たことはないけれど、どうも裸のまま積み込まれてるらしいとのこと。
なんてアバウトな!
大体『輸送には特殊なコンテナが使用されて』なんかいないじゃん!
少なくともうちの荷物の周りには絶対ハイドのコンテナは積み付けないように厳重に抗議。


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