今日の日記

みなさんいかがでした、9月1日は。
防災訓練なんかしちゃった会社もありましたかね。

出社すると信じられんくらいの書類がまたも山積みになっていた。
たった二日留守にしただけなのにー。
どうもわたしがいないときに限ってものすごい量の船積み書類が送られてきている気がする。
今日たまってたのが20件くらい。
ほかにFAXやら回覧やら郵便物やら。

最近アジア航路や豪州航路で多い「ナントカ現象」・・・肝心のナントカの部分を忘れてしまったよ。
ナントカ現象っていっても大したことではなくて。
たまには丁寧に説明してみます。
以下は貿易の仕事でも目指してる学生さんとかいたらその人だけ読めばよろしいです。

荷物が船積みされると同時に船会社からB/L（船荷証券）が発行される。
発行されたB/Lはシッパー（輸出荷主）に送られる。
シッパーはB/Lに裏書（B/Lの裏面にサインを入れる）し、コンサイニー（受け荷主）に送る。
コンサイニーは受け取ったB/Lに裏書し、それを乙仲さん（＝通関業者）に送る。
乙仲さんはB/Lを含む一連の書類で輸入通関や検疫など諸々の輸入手続を終えたあと、B/Lを船会社のカウンターに持ち込み、D/O交換、すなわち荷物を港から引き取れるように手続きする。
D/Oってのはdelivery orderという書類で、
B/Lと交換で船会社からこれをもらわないと、港（コンテナヤード）から自分の荷物を引き取れないというわけ。

で、「ナントカ現象」って言うのは、船が高速化した為、アジア航路や豪州航路みたいに、船足が短い（＝航海日数が少ない）航路の場合、B/Lが発行されてからコンサイニーにそれが届く前に、荷物の方が先に日本に到着してしまって、書類がないが為に荷物が引き取れない現象をさします。
（通関は、書類はORIGINALでなく、COPYで可。でもD/O交換はORIGINAL B/Lでないとだめ）
これを避けるために、証券性（すなわち流通性）のないWAY BILLというのをB/Lのかわりに発行したりします。
WAY BILLはオリジナルを提示しなくても(要するにFAXで受け取ったWAY　BILLでも）荷物の引取りができるらしい。

話を元に戻すと、要するに、豪州やアジアからの荷物のB/Lは受け取り次第、大至急サイン入れて乙仲さんに送らないと、荷物のピックに間に合わなくなっちゃったりするわけ。
乙仲さんから催促されていた書類もあったので、慌ててたまっていた20件をチェックして、とりあえずサイン入れて発送。

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先週の土曜日はマニアに陸上自衛隊の火力演習（？）の観覧に誘われていたんだけど、先に約束が入っていたので、残念ながらご辞退。
タッチの差って感じだったんだよねー。
先にマニアに誘われていたら喜んで自衛隊の演習見に行ったのに。
お土産に「自衛隊特製饅頭"撃"」を買ってきてくれた(爆）
白いお饅頭の上に戦艦とか戦車の絵が描いてあるの。
アルバム7冊を会社に持ってきて「見ろ見ろ」
とうるさい。
今日はさすがに月初で忙しかったので
「後でゆっくり堪能するわ」
と言って仕事に没頭。
5時頃になってまた
「忙しい？アルバム見ないの？」
みんなで爆笑。
「貴様は仕事と国の防衛とどっちが大事だと思ってるんだっ！！」
とか言いかねない勢いなんだもん。